コンピュータの分野で多大な業績を残した人のリストから4人を選んでレポート2~3枚にまとめる作業をやっています(またギリギリの取りかかり!)。
文章を書くとき、切り貼り入れ替え削除挿入本当に元の文章をいじり倒すので、私はアナログだとぐちゃぐちゃ下書きの後に清書せねば綺麗な文章は書けません。だから、ワードで文書作成できてPCあって良かったなと思う。これに慣れると手書きで論述の時は結構困るので要注意。前の学生は手書きで何十枚も書いていたんだからすごい。
本も何も無くても、全部言葉を入れてワンクリックで情報がずらりと並ぶウェブって便利だなと思う。多すぎて困るけど、脱線大好きな私にはたまらないツール。ううん、それで今困ってるのだ!特に
Wikipediaは、それぞれ言葉にリンクがはってあるからどんどん脱線してしまう…。
そんな訳で、一人目で既に情報検索が楽しくて、肝心のまとめの作業になかなか入れないでいます。
授業で出てきたな~ともやもや思い出しながら、勉強が身になるかは、つまるところ自分でどれだけ手を動かしたか、によるんですよねー。その関係は比例に近い。
何にでも言えるけど、生身の肉体でできる基礎があるからこそ、デジタルにも応用できるんです。
「ハイテクから入ったらハイテクしかできん、でもローテクができる人はハイテクもできる、そういう人の方が強い。」
そんなことを授業で聞いて、ほーなるほど、素敵なことだなぁと思いました。
私は昔の人の知恵とか技術とかにすごく憧れます。自分が全然何もできなくて。
何百年とかけて培われてきた知恵や技術に、ここ何年かで発展したものがかなう訳がないと思う。
日本の伝統技術を取り入れてうまくいっている産業っていくらでもありますし。
ばあちゃんの知恵袋も大好きです。お年寄りは本当に色んな事を経験しているだけあって、うまいやり方を知っています。うまいやり方っていうのは、何度も失敗を重ねた結果、一番着実によくできるやり方。そういうものを脈々と受け継いできた伝統社会、もっと大事にしないとなぁと、最近もやもや考えます。
ハイテクばっかりに注目されがちだけど、職人さんの仕事姿を見てると、本当に圧倒されます。その仕事に対する真剣さ、まっすぐさに。
人間って、何かを極めればまさに文字通り神業と言える事もできるようになるからすごい。と同時に、機械が進歩するに従って、人間はどんどん何もできなくなっているなぁ、と切なくなります。
あと、上と似たようなことだけど、やっぱり物事の仕組みを知ってる方が強いですね。
「物を作って売るには、まず売り方を知った方がいい。」という先生もいました。「物を作りっぱなしで許されるのは、大天才か、作って売れる人だけ」、「商売としてやっていく以上、見てもらわなきゃ、意味がないんだから。」とのこと。
仕組みを知っていれば、色んな事に対応できます。応用とかトラブルとか。
ほぼ日のメルマガの「思い出すセリフ」で印象に残ったものを引用させていただきます。
「すぐ役にたつことはすぐ役にたたなくなる。
今は役にたたないかもしれないけど、
いつか人生を豊かにするものがある」
これは、「数学駄目だ~うぎゃ~無理!」とか言いつつ、変な縁で数学と未だ付き合いがあるのですが、昔「使わんやろ」と思っていたもの(数列とか座標とか)を使って、実際にプログラムを動かしてみるようになってしみじみ分かったこと。C言語をやってる人の方が、やはりWindowsのプログラミングソフトを使ってる時にも強いです。これはサイト作りにも言える事で、タグを少しでもかじった人なら「これどんな構造になってるんだろう?」と、視点も変わってきます。そういう風に、仕組みがわかって深く物事を見る方が、何となくぼーっと見るよりずっと楽しくなりますよね。
そしてもうひとつ、ほぼ日デリバリー版から引用。
「整体の授業で、先生が、
勉強は経験の省略なんです、と言っていました。
自分で迷って経験したほうが身につくとは思うけど、
すべてにそれでは、時間が、かかりすぎますもんね」
何か脈略もなく最近思ったことをつらつら書いてしまいましたが、色んな言葉から刺激を受けていますよ、と。
もう!こんなとこで長々書かずにさっさとレポート書けっての!ただでさえ脱線地獄で進んでないのに(笑)
最近語るの好きよね。もうこのブログはサイトと別モノと化しているので気にしませんが。たまに出る語りたい発作です(たまに?)
明珍さんの風鈴がいつか欲しいな!と思う今日この頃でした。
もうね、あれ一度聞いたら、あまりの音の綺麗さに涙出そうになるよ。マジで!
生で聞かなきゃ、この音は。一度に何種類も音が鳴るの。この世の物とは思えない綺麗さ。
ところで、アラン・ケイがアマチュアパイプオルガン奏者ってホントかしらそわそわ(笑)
PR