佐賀県立美術館で開催されている、
佐賀出身・風の画家・中島潔の個展にも行ってきました。
お近くの人は是非行ってみては。
佐賀新聞:風の画家 中島潔の世界
やっぱり生で見るのは違いますね~。
ホント、すごく描写が細かくて、いつまでも見ていられるよ。ほれぼれ。
髪の毛の描写の細かさなんて、生じゃないと分からないです。
画材は何か分かんないんだけど、にじみ具合がすごく良い。
点々で描写された草花も圧巻。
始終感激しっぱなしでした。
最近の作品はあんまり見たこと無かったんだけど、
背景まで画面いっぱいみっちり描き込みが細かくなってますね。
そして色の彩度が低めでちょっぴりダーク。
ダークな絵もいいけど、鮮やかな色合いが好きだなぁ。
見ててほっとしたり元気が出たりしますもん!(結局原色好き…)
作品名は「夢」「風」「詩」などが多用されていて、作品のコンセプトにもなっているようですね。
駅やバス停、橋なんかもよく登場します。
戦後の物が無い時代の、服もちょっとぼろいんだけど、でも生き生きしててあどけない子供達。
例え見たことのない情景でもどこか懐かしい、その場所の空気が伝わってくる、この人じゃないと描けないと思います。
複製ってどうやってるんだろーと思ってたら、版画みたいに何回も色を重ねて本物に近づけてできあがるらしいです(父談)。す、すごい、何その印刷技術…。本物そっくりに立体的な印刷も可能なんですかぃ。
複製はノートPCが買えちゃうお値段だったので、さすがに買うのは無理でした。ポストカードをわさわさ買ってわたしゃ満足さ…。ちょっと小さめのプリント絵でも大満足さ…!
お気に入り作品のポストカードを手に入れることができてほくほくです。
「ほたるこい」
ぼんやりとした夜の風景が巧みなぼかしで表現されており、例え経験したことが無くても月夜に蛍達が遊ぶ情景が浮かんできそうです。
これなー!でっかい複製原画あったんだけどなー!欲しかったけどなー!さすがに買うの無理だなー!パピーも大きい原画欲しがってたけど、衝動買いできる額じゃないもんね。庶民には痛手よ。
「風のたより」
真っ赤な紅葉(?)の木に下がったブランコに乗っている女の子とうめ吉の絵。
この真っ赤な色彩が大好きです。
この人の木目の描き方が好き。どうやったらこんなに本物みたいに描けるんだろう。
「-風のたより-雪の中」
同じタイトルの絵がいくつかあるみたいですね。
雪の中で女の子(かな?)がワンコと遊んでる絵です。
画面全体水色基調で、この水色が何とも言えません。
「-風のたより-夢の色」
夕焼けのぼやけ具合もいいなぁ。この絵はバックに夕焼けとバルーンが。
佐賀らしい風景を描いた作品も何だか和みます。
「-風のたより-赤とんぼ」
この作品の赤とんぼを見て目を丸くしてるにゃんこが可愛い…!(笑)
他にもわっさり買ったんですがね。
どれもいいなぁ~和むわ~。
感化されやすいワタクシ、昔から苦手で苦手で大嫌いな風景画&水彩画を描きたくなりましたとさ。
絵って、上手い下手じゃなくて、デッサンがどうとかじゃなくて、いかに自分が思い描いたものを表現するかなのね。改めて絵を描く原点を思い出しました。ようし、私も頑張ろう!
ついでに隣でやってた吉野ヶ里遺跡の展示会みたいなのも見てきました。
最初は「えー?吉野ヶ里?」と思いながらも、いざ発掘された展示品を見始めると、数千年前の物が今にも残ってるって、すげーーーー!!!と、純粋に感動してしまいました(笑)
ガラスのネックレスは今で言うビーズアクセですよね。
貝殻も輪切りにしてブレスレットにして。沢山つけていればそれだけ位が高いに違いない。
昔の人ったらオシャレさん!
銅剣や鏡、鋳型、鉄製品、木の食器類、仏さんを入れる壺(名前忘れた。今で言う棺桶)、石包丁やら石の刃物などなど、当時の技術の高さにはただただ驚くばかりです。
剣とか鏡とか見てたら、もやもや弥生漫画描きてーと妄想に走る辺り……何も言うまい。
会場で紹介DVD(12分)が流れてたんですが、パピーと仲良く座って全部見てきました。
ああいうところで真面目に全部見てる人なんて、始めて見た!!(笑)
私は後半BGMしか聞いてませんでしたが…ゲームっぽかった。天外魔境ぽかった(…)
吉野ヶ里遺跡ホームページ:
企画展情報 「吉野ヶ里遺跡 発掘のあゆみ ~解明された弥生のクニ~」
長くなってしまった!
色々出かけて充電しまくりましたよー
長崎に帰りたくないよー実家がいいよー(←実家に帰る度に起こる発作)
部屋掃除めんどいよー(…)
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